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3軒並びの住宅の1軒(実家)に住んでいた建主は、並びの隣りの住宅に移り住み、親世帯、子世帯で隣り同士行き来しながら暮らしていた。南側の前面道路は道幅の狭い袋小路で車通りがほとんどないため、向かいの空き地を含めた外部空間は2家族の前庭のように使われていた。今回その空き地に子世帯の新居を建て、元の住宅には祖母が住む事となった。

まず南側隣家が平屋かつ地面が1m下がっていたことから、建物を目一杯南に寄せて配置し、空き地の明るさを出来るだけ残す。そこから、既存の住宅が様々な工作物を半ばDIY的に増築して生活していたことに倣い、建物から北側に向かって場所に応じた庇やテラスを伸ばす。

 

道路を含めた外部空間は3つの住宅とその庇群で囲まれた中庭のような場所となり、既存住宅から外に広がっていた生活は、広がった先に新たな拠点を得ることで、既存住宅と新居の間に様々な関係をつくる。新しい住宅にも施主の手が入り使われる中で、’中庭’を介して3家族の生活が複雑にネットワークし、溶け合っていくことを考えている。

所 在 地:愛知県春日井市
用     途:専用住宅
主 構 造:木造 2階建て
敷地面積:209.37㎡
延床面積:109.96㎡
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