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末広のリノベーション
集合住宅の一室のリノベーション。8階建ての7階に位置するこの住戸は、周囲に高層建物が少ないため遠くまで広がっていくような伸びやかな外部環境があり、また小学校に隣接しているため日中は子供の声が聞こえてくるような場所であった。また低層な地域において、高層階は窓を開け放っていても気にならないような開放性とプライバシー性をもつ立地である。しかし多くの片廊下型の集合住宅は間取りが画一化しており、どの階でも同じ間取りが用意されている。画一的な集合住宅の一室ではなく、もう一度ここにある環境を与条件として増幅することで、外部との連続の中に生活があることを認識するような在り方を考える。
所 在 地:愛知県一宮市
用 途:集合住宅
主 構 造:SRC造 8階建て
延床面積:48.28㎡
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